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みなさん、こんにちは!
えみしんチャンネルを運営するえみしんです。
先日、投資を新たに始める友人から、「全世界株式と米国株式どちらを買うべき?」と質問されました。
この質問、とても多いですよね。
そこで今回は「《徹底比較》全世界株式と米国株式はどっちがおすすめ?」というテーマで記事を作成しました。
この記事はこんな人にオススメ!
・全世界株式ってどんな国に投資してるの?
・米国株式ってどんな企業に投資してるの?
・それぞれ過去にどれくらい成長してるの?
・全世界株式と米国株式はどちらを買うべき?
結論
おすすめは「全世界株式」です!
それでは、理由を含めて詳しく解説します。
全世界株式の特徴
全世界株式は、その名の通り世界中の株式に投資するファンドです。
代表的なファンドに「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」があげられます(通称オルカン)。
先日紹介した2023年おすすめ投資信託のランキングでは、見事第一位に選ばれました。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」という指数に連動しており、世界70ヶ国の約3000銘柄に分散投資され、各国市場の上位85%をカバーしています。
つまり、この一つのファンドで世界中の株式を持っていることになります。
このファンドは株式市場の大きさに比例して投資の割合を自動で調整してくれるため、現在は約61%がアメリカに投資されています。
今後アメリカ以外の国が隆盛を迎えた場合は、その国の比重が大きくなるように設計されているため、長期保有に適しているといえるでしょう。
一方、様々な国が含まれている分、リスクもあります。
例えばロシアや中国といった国にも投資しているため、経済危機や戦争などによって株価が影響を受けることもあり得ます。
米国株式(S&P500)の特徴
米国株式(S&P500)は、米国の代表企業500社に投資するファンドです。
代表的なファンドに、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」があげられます。
先日紹介した2023年おすすめ投資信託のランキングでは、第三位に選ばれました。
このファンドは、「スタンダード&プアーズ」という会社が格付けした米国の上位500社の株価(S&P500)に沿って運用されており、主要な投資先はファンドの目論見書に記載されています。
代表的な投資先に、アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグルといった世界に名だたる大企業があるため、この一つのファンドでアメリカ中の株式を持っていることになります。
このファンドも「スタンダード&プアーズ社」によって格付けの入れ替わりが常に行われているため、衰退した企業に投資されることはありません。
米国企業のみに投資しているため、米国自体が衰退すると損をする可能性もあります。
このようなリスクを踏まえた上で投資するべきでしょう。
全世界株式・米国株式を比較
次に全世界株式と米国株式を様々な視点から比較してみましょう。
eMAXIS Slim全世界株式 (オール・カントリー) | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
---|---|---|
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント | 三菱UFJアセットマネジメント |
連動対象 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス | S&P500 |
ファンド設定日 | 2018年10月31日 | 2018年7月3日 |
販売手数料 (購入時手数料) | 0円 | 0円 |
信託報酬 (運用管理費用) | 0.05775%以内(税込)/年 | 0.09372%以内(税込)/年 |
基準価格 | 19,316円 | 22,458円 |
分配金 | なし | なし |
運用会社はどちらも「三菱UFJアセットマネジメント」が行っています。
ここまで解説したように、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の投資先は、世界70ヶ国で各国市場の上位85%をカバーすることができます。
一方、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は米国の代表企業500社に投資しています。
販売手数料はともに0円で、信託報酬はどちらも0.1%以下であり、非常に安いのが特徴です。
どちらのファンドも超優良ファンドと言えるでしょう。
eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)のシリーズは、他社と比較して最安のコストで運営することを目指しているため、私もおすすめしています。
トータルリターン
次に、それぞれのファンドが過去にどれだけリターンがあったのかを確認しましょう。
グラフのとおり、直近の10年は米国株(S&P500)の圧勝といえるでしょう。
米国株は10年間で5倍以上も成長するなど、全世界株のパフォーマンスを遥かに超えている状況です。
投資家の中でS&P500は『世界最強の株式指数』とも言われています。
おすすめは全世界株式
ここまで全世界株式と米国株式を比較してきました。
解説してきたとおり、近年は米国株が全世界株式に圧勝しています。
それでも私は、どれか一つのファンドを選ぶのであれば、全世界株式を推します。
それは、長期的な視点で見ると、将来どの国が勝つかわからないからです。
以下のグラフをご覧ください。
これは1900年からの国別の株価の水位を表したグラフです。
まずは1900年をみていきましょう。
この時代は大英帝国と呼ばれたイギリス(UK)が世界の覇権国でした。
その後、二度の世界大戦でイギリスは疲弊し、アメリカ(USA)の時代となります。
また、1980年代後半は空前のバブルを迎えた日本(Jap)がアメリカに肩を並べる程成長します。
この頃は、日本に投資をしていない人こそオワコンでした。
しかし、その後バブルが崩壊した日本の株価は急速に萎んでしまいます。
このように、今アメリカが強いからといって、米国株式に全てを投資するのは疑問が残ります。
世界史を見ても、覇権国はポルトガル→オランダ→イギリス→アメリカと代わっているのです。
もちろん、全世界株式を保有していても、米国株が約6割を占めることから、米国が下落すれば一時的に全世界株式も下落します。
しかし、将来アメリカ以外の国が栄えた時は、その栄えた国への投資割合が自動的に大きくなります。
「将来勝つ国を選ばなくて良い」これこそ最高の投資と言えるでしょう。
以上の理由から、私は「全世界株式」をおすすめします。
まとめ:まずは投資をスタートさせよう!
全世界株式と米国株式を比較してきました。
おすすめは長期で保有できる「全世界株式」ですが、「米国株式」のパフォーマンスが良いのも事実です。
大事なのは「投資をスタートすること」です。
ここまで紹介したeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、ネット証券大手のSBI証券で購入することができます。
下記のリンクから口座を開設できますので、この機会に投資をスタートしましょう!
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投資の重要性がわかる記事ですので、読んでみてください。
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