普通徴収と特別徴収の違いとは?住民税の納付方法などを解説!

税金

みなさん、こんにちは!

えみしんチャンネルを運営するえみしんです(^^♪

今回は「住民税の普通徴収と特別徴収の違いとは?」というテーマで解説します。

みなさんは住民税をどのように納めていますか??

「たぶん会社が給料から天引きされていると思う」という曖昧な方も多いと思います。

私自身もそんな感じでした(;^ω^)

一方、「自分で納めているよ!」という方もいらっしゃるでしょう!

この両者の違いはなんなのか、この記事を読めばわかるようになると思います。

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普通徴収と特別徴収の違い

住民税を納める方法は、大きく分けて2種類あります。

それは「普通徴収(個人納付)」「特別徴収(給与等から天引き)」です。

あまり聞き馴染みがない言葉だと思いますので、順番に解説していきたいと思います。

普通徴収

「普通徴収」は自営業の方などが該当し、住民税を自分で納付することをいいます。

自営業の方などは、確定申告や住民税申告をしている場合が多いので、自治体はその資料をもとに税金を計算します。

そして、毎年6月上旬に1年間の税額決定通知書と納付書をご本人のもとに送付しているのです。

ちなみに、私の住んでいる自治体では、年間で4回に分けて税金を納めることになっていました。

それぞれの納付期限は、6月末、8月末、10月末、1月末です。

特に1回目の支払いである6月は、税額の通知が届いてすぐに期限を迎えてしまいますので、自治体から通知が届いたら速やかに確認しましょう。

支払いを忘れないようにするため、口座振替の申し込みをしておくのも良いでしょう。登録しておけば自動で税額が口座から引き落としされますので、支払い漏れを防ぐことができます。

最近はクレジットカードやQRコードで支払うことができるようにもなってきました。ポイントなどを貯めたい方は、そのような方法で支払うのもありですね!

特別徴収(給与等からの天引き)

「特別徴収」はお給料や年金から住民税が天引きされて納めることをいいます。

日本の多くは会社員ですので、以下のような流れで税額が決定し、天引きされることになります。

例えば、Aさんという会社員が令和4年1月1日から12月31日までの間に、500万円のお給料があったとしましょう。Aさんは令和4年12月に会社で年末調整を行いました。
※年末調整とは確定申告の簡易版だと思ってください。改めて解説する記事も作成したいと思います!

会社はAさんが住んでいる自治体(市区町村)に「給与支払報告書」を令和5年1月31日までに提出しなければなりません。

「給与支払報告書」「源泉徴収票」と同じ内容ですので、給与収入はもちろん、社会保険料・生命保険料・扶養などの情報も記載されています。

この報告があるからこそ、自治体はAさんの所得を把握することができ、住民税を計算することができるんですね。

そして令和5年5月、自治体はAさんが1年間で支払う住民税の額を会社にお知らせし、6月から令和6年5月までの1年間、住民税をお給料から天引きしてもらいます。

会社はお給料から天引きした住民税を、本人に代わって自治体に納める義務があります。

このように、会社がお給料から住民税を徴収し自治体に収めることを「特別徴収」といいます。

また、年金収入がある場合、2カ月に一度振り込まれる年金から住民税が天引きされていることがあります。こちらは「年金特別徴収」といいます。

「特別徴収」という名前がついていますが、日本の大部分の方が特別徴収される仕組みになっているので、こちらの方が一般的です😀

ちなみに、お給料年金収入で計算された税金を「普通徴収」にすることはできると思いますか??

答えは「できないんです(*_*;

会社は特別な事情(給与の支払いが不定期など)がない限り、特別徴収しなければなりません。

年金も同様に、一定以上の年金収入があると日本年金機構が天引きしてしまいます。

やはり国や自治体としてもお給料などから天引きしてもらった方が、確実に税金を回収できますからね。

私もどうせ税金を納めるならポイントがつくQRコードで支払いたいのですが、それはできないんですね💦これは仕方ないので諦めましょう😂

なお、お給料や年金以外の収入(不動産・配当・事業・譲渡など)は、確定申告で徴収方法を選択することができます。

こちらについては、後日別の記事で紹介したいと思います。

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まとめ

今回は「住民税の普通徴収と特別徴収の違いとは?」というテーマで解説しました。

改めてこの記事のポイントをおさらいしましょう!

ポイント
①「普通徴収」は、住民税を自分で納める徴収方法である。
②「特別徴収」は、住民税を会社等が天引きし、本人に代わって収める徴収方法である。
③お給料・年金の収入は、基本的に「普通徴収」を選択することはできない。

今回はこのポイントをおさえておけば大丈夫です(^^)/

住民税を納める方法など、ふだんの生活ではあまり意識することはないかと思いますが、知っているだけで得することもたくさんありますからね。これからも一緒に学んでいきましょう!

この記事が少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

本日もありがとうございました。

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