所得控除とは?物的控除・人的控除について解説!

税金

みなさん、こんにちは!

えみしんチャンネルを運営するえみしんです(^^♪

今回は「所得控除とは?」というテーマで解説します!

みなさんは、所得控除にどんな種類があるかご存知でしょうか??

医療費控除や扶養控除など有名なものもありますが、実は全部で15種類あります。

一つひとつは別の記事で紹介しますので、今回は全体像を把握していただければと思います🌝

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所得控除とは

所得控除とは、納税者の実情に応じた税負担を実現するため、個々の事情を考慮して所得金額から一定の金額を差引くことができるものです。

ここで、税金の計算方法をおさらいしましょう。

簡単にいうと、所得税・住民税ともに以下のようになります。

①総所得金額等-所得控除=課税標準額(課税所得)
②課税標準額×税率=税額

つまり、所得控除が多ければ多いほど課税標準額も下がり、税額も低くなります。

所得控除は、個々の事情に応じて適用できる種類や金額が変わります。

例えば、養っている家族がいる人と、単身の人を比べた場合では生活の大変さが違いますよね。そのため、扶養控除という制度があります。

また、病気などで医療費がたくさんかかってしまった場合、これも健康な人に比べて生活が大変ですので、医療費控除があります。

このように納税者の事情に応じて異なるのが、所得控除の特徴です🌝

住民税の計算方法は、以下の記事で解説しています。
住民税の計算ってどうやるの?算出方法を具体的に解説! | えみしんチャンネル

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所得控除の種類

所得控除は、全部で15種類あり、それぞれ「物的控除」または「人的控除」に分類されます。

控除を受けるためには「年末調整」「確定申告」する必要があり、控除の種類に応じて「医療費控除の明細書」や「障害手帳の写し」といった書類を提出しなければなりません。

詳細は後日、別の記事で紹介したいと思います🌝

物的控除

物的控除とは、納税者がその年に支払った金額に応じて控除額が決まる所得控除です。

物的控除は、以下のものが該当します。

①雑損控除
②医療費控除
③社会保険料控除
④小規模企業共済等掛金控除
⑤生命保険料控除
⑥地震保険料控除
⑦寄附金控除(所得税のみ)

例えば、自分や扶養親族が病気になり、多額の医療費がかかってしまった場合は、その金額に応じて医療費控除が適用されます。

人的控除

人的控除とは、納税者本人やその家族の状況など、人の状況によって控除額が決定される所得控除です。

人的控除は、以下のものが該当します。

⑧配偶者控除
⑨配偶者特別控除
⑩扶養控除
⑪障害者控除
⑫寡婦控除
⑬ひとり親控除
⑭勤労学生控除
⑮基礎控除

例えば、納税者本人や家族に障害者がいる場合、障害者控除が適用されます。

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まとめ

今回は「所得控除とは?」というテーマで解説しました🌝

改めてポイントをおさらいしましょう!

ポイント
①所得控除とは、個々の事情を考慮して所得金額から差引くことができるものである
②所得控除は、全部で15種類ある
③所得控除は、「物的控除」と「人的控除」のどちらかに分類される
④所得控除を適用するためには、「年末調整」または「確定申告」する必要がある

これらの点をおさえておけば大丈夫です(^^)/

税金を低くするためには、使える控除をしっかりと使うことが大切ですからね!

これからも一緒に学んでいきましょう!

本日もありがとうございました🌝

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